中日の焦りじわじわと←北海道日本ハム6×1中日

本拠地の歓声に後押しされ快勝。2006年のプロ野球日本シリーズは24日、札幌ドームに舞台を移して第3戦が行われ、日本ハムが中日に6―1で快勝し、対戦成績を2勝1敗とした。
日本ハムは1回に先制を許したが、その裏無死1、2塁から小笠原が今シリーズ初安打となる2点二塁打を放って逆転。さらに稲葉の犠飛で加点すると、8回に稲葉の3ランで突き放した。投げては新人武田勝が5回0/3を1失点にまとめ、武田久―岡島―マイケル中村とつなぐ早めの継投策で中日の反撃を許さなかった。 (nikkei.net)
中日の拙攻が目立った試合だが,それも日本ハムと好対照で犠打を使わず打者に丸投げするというやり方で,1点を取りに行こうとする意識は見えにくい。

もうひとつ気になったのが,2点ビハインドの展開で,朝倉から小林・中里への継投がよかったのかどうか。どうしても勝ちたいのであれば,2点くらいなら岡本・岩瀬ら必勝パターンの起用でよかったのではないだろうか。

よもや初回の両チームの結果がそのまま最終結果に引き継がれるとは思わなかったが,阪神に猛追されたときのような見えない焦りがじりじりと出てきている中日の姿を目撃してしまった気がする。