2勝分の1勝←阪神10×1横浜@甲子園

初めて打の力で勝利をつかんだ。13安打10得点は、ともに今季チーム最多の数字だ。打線が面白いようにつながり、「理想的な展開だった」と、岡田監督の表情も緩んだ。(サンスポ)
おととい,昨日と昨季までのお得意様に悔しい負け方をし,それを払拭するような一勝だったが結果的には負け越し。打線が目覚めたと信じてナゴヤドームに乗り込みたい。横浜にとっては先発工藤がまったくの誤算で,2番手の吉見が先発だったら…と残念な一敗だった。

修正された2007年型タイガースのオーダーは,ピッチャーを8番打者にし,赤星または赤松を9番,8番で低迷した関本を2番に置くというものだった。なかなか監督の思い通りにはいかないが,思えば昨年のオーダーでも,赤星の出塁率が下がり,塁に出てもなかなか盗塁できず関本がバントで送る場面が多かった。それを考えれば今の鳥谷→関本の1番2番は,長打力もあり出塁率も高い鳥谷を関本が後押しするという意味でとてもいいつながりなのかもしれない。とにかく,関本は2番でないといい結果が生まれないようなので致し方ないが,今後阪神の攻撃バリエーションが増えたと前向きに考えてみたい。