疲労>気力←東京ヤクルト9×6阪神@神宮

今シーズンではなかなか見られなかった「うまくいかなかった試合」だったように見えた。2点リードするも,JFKを投入し始めるには早すぎる。その前段階として渡辺を登板させるのは既定路線だったが,まさかの大炎上。結局そこでのビハインドを跳ね返せず3連敗となってしまったが,ここへきて「中途参加組」の疲労が目立っている気がしてならない。

打者で言うと桜井・葛城・高橋光らは第一線にいた時期としては最長であろうし(高橋は中日時代に遡ればあるだろうが)投手で言えば先の渡辺・江草あたりも勝ち負け両方のパターンで選択肢となっている。

キャッチャー矢野の疲労もピークのようだ。打たれた際に露骨にがっかりする様子など見ていられない。狩野・野口の出番が増える分,休めるが逆に出たときの疲労が大きいのではないか。

直接対決がない中での1ゲーム半はかなり遠のいた気もするが,まだ10試合もあれば潮目が変わるはず。まずは気力を充実して戦ってほしい。