人選に疑問←長野での聖火リレー

以下は「中国情報局」の記事,
北京オリンピック聖火リレーが26日、長野市内で行われた。今回のリレーのコースは1998年長野冬季オリンピックと関連の深いコースが選ばれ、総距離18.7キロ。80人のランナーが参加。第一走者・野球日本代表の星野仙一監督から陸上男子短距離のエース末続慎吾選手、長野冬季五輪スピードスケート銅メダルの岡崎朋美選手らがつなぎ、萩本欽一さんが走っていた際にはものが投げ込まれるトラブルもあった。その後、元テニス選手の松岡修造さん、北京五輪に臨む卓球の福原愛選手らが走った。
福原選手は沿道から男が乱入する騒動に見舞われた。写真は休憩後の後半、トーチをリレーした競泳でアテネ五輪2冠、北京五輪の出場も決めた北島康介選手。
「問題行動」に関する記述は至極あっさり描かれている。日本のメディア系記事を読むと少しは扇動したいのかトラブルについての記述が多くなる。どっちがいいんだか。

長野にやってくるまでに世界中で同じリレーが行われ,走者に目立った危害はなかったかもしれないが,今日のようにモノが投げ込まれたり暴漢が出てくる可能性は明らかに予測できたはず。にも関わらず走者に選ばれた著名人の中に今度の北京五輪で活躍してもらう選手や監督が多くいた現実に強い疑問を感じる。他の人が被害に遭うことも到底肯定できないが,最も被害に遭ってはならない人物がリスクにさらされたのはおかしいのではないだろうか。

本来の聖火リレーで言えば,当該する選手が参加すれば4ヵ月後の自分の姿に思いを馳せ,観客も期待をこめて応援してくれる場になる。だが今回はいろいろな問題をはらむ機会になってしまい,JOCなり主催者はひたすら安全に粛々とリレーをつなげることにもっと集中すべきだったと思う。

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