虎党的交流戦の展望←5月編

もう来週からはセパ交流戦が始まる。これを機に,どちらかと言えば下位のチームが気持ちを切り替えて勝負に望みやすいが,セリーグのチームからすれば首位の西武ライオンズなどを見て「何本ホームランを打たれるのだろう」といった脅威もあり気の抜けない戦いが始まる。

近年のテレビなどのとらえ方はペナントレースの一環で行われているイベントといった感じであるが,初年度はどんなものかもわからずペナントレースを中断し全く新しいイベントが始まるような感じだったと記憶している。個人的には,この時期・期間を考えれば「全く違うもの」として盛り上げるほうがよいのではないかと思うが,ここは議論のしどころだと思われる。同様にクライマックスシリーズも,144試合経てのリーグ覇者がむなしくなる結果も考慮して全く別物としてとらえてもいいのではと思う。

さて今回は阪神タイガースの日程になぞらえてパリーグの各チームを考えてみたい。前提としては,タイガースは昨年とは全く異なったチームになったと考えていいし,それだけに交流戦の迎え方も前向きになる。パリーグのチームを見てみると昨年と全く違った姿になったものもあるが,昨年並みか迫力が薄くなったように感じるものもある。ただ,3連戦ではなく2連戦なので,負け越し=借金2となってしまうことを考えればイーブンをしっかり貫くのもカギか。

まず20日の開幕から2試合はオリックスバファローズ戦。ビジターで先攻なのを除けばほとんどホームという状況でやれる。昨年やられた平野佳もおらず,ビッグボーイズもまだ目覚めきっておらず昨年のように2連敗とはいかないはずだ。

移動日(予定)をはさんでは福岡でのホークス戦。王監督最終年の中一丸となりきれないチームだが,何とか星を五分に戻してきた。3番松中は脅威であるが,昨年から比べれば全体的には劣るイメージがある。今日昨日の西武戦でも投手陣の不安があり,この時期に当たるのはラッキーかも知れない。

福岡から休養日なしで甲子園でいきなり「天王山」西武ライオンズ戦。投打がかみ合いパリーグでは独走している。ホーム甲子園とはいえここは1つの勝ちをしっかりもぎとりたい。ちなみに西武はここまで6連戦で阪神の直前に読売と当たっている。チームの勢い・流れはその戦い次第か。

28日からはマリーンズと甲子園で当たる。今年のロッテはどこかおかしい。先発投手を早い回で下ろせれば連勝も目指せそうだが,最近のタイガースはスロースターター気味の打線。タイガースの先発投手がどれだけガマンできるか,と言い換えられそう。

1日の移動日をはさんで札幌でファイターズ戦だ。昨年私も観戦したが,グリンにやられた。しかも昨年は1勝もできていない。だが今年は梨田監督になり投打に苦労を事欠かないチームに見える。今のタイガースなら連勝できそうに思えるが,それは強気すぎるだろうか。

ここまで5月の日程を検討したが,札幌までで貯金を1つか2つ作れれば御の字ではないだろうか。

みなさんは交流戦どう思いますか?
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