やっぱり

WBCの日本代表監督が決まらない。まだ決めなくてもいいにせよ,候補の名前も挙がってこない。こうすればオリンピックで指揮を執った人物が最終的にコミッショナーに頼み込まれて決まってしまうのか。

それではいけない。星野監督の敗戦の弁を改めて見聞すると,「人のせい」にする文言の多さに気づく。その多くは審判に向けられている。

どこの世界に自分たちに都合良く動く審判がいるだろうか。野球の審判は何秒かに1度判定を行う必要があり,あらゆるスポーツの中でも忙しさはトップレベルにある気がするが,その中で微妙な判定のシーンも少なくない。それがたまたま自分の利益になったり時には相手のものになったりするところも面白いわけだ。

日本のプロ野球を冷静に見てみると,選手・ベンチのひとつひとつの判定に対するリアクションが実に多く大きい気がしてならない。常に相手ともう一人敵がいるような感じにも見える。

ストライクゾーンに線を描くことは不可能であり,ベースやボールに何かセンサーがあるわけでもない。野球のあいまいなスポーツ性を改めて理解し,向き合える人物にぜひ監督になってほしい。

こんなレベルで監督を決めることなどまずないだろうが,こういったところでつまづいたのが実はオリンピックだったということではないかと思う。

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