枠組が決まっただけ←新野球協約公表

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日本プロ野球組織(NPB)は1日付で発効した新しい野球協約を5日、公表した。コミッショナーの権限強化とオーナー会議を最高の合議・議決機関として位置付けることや、調査委員会の設置などが規定された。
旧協約でコミッショナーの職権はNPBを「代表し、管理統制する」とされていたが、新協約では実行委員会などで決定された事項を「執行する」と明確に規定。議題の提案と意見を述べるにとどまっていた実行委では、議長を務めることになった。
コミッショナーの権限強化が図られる一方で、オーナー会議を最高の合議・議決機関と明記。実行委が行っていたコミッショナーの選任を新協約ではオーナー会議が行い、これまでは不可能だったコミッショナーの解任も正当な理由があれば可能になった。
調査委員会の新設により、NPB内での紛争や協約違反などがあった場合、コミッショナーは調査委員会の処分に対する意見を聞いた上で、制裁を科すことになった。(サンスポ)
1日に始まったものを5日に公表するあたり,まだまだプロ野球のトップは閉鎖的な組織であることを感じるが,責任者が誰であるかがようやくはっきりし,これまで個別に行われてきた改革も明確な権限のもとに断行され,それでプロ野球そのものがファンもより楽しめて選手達もよりやりやすい場にならなくてはならない。

思ったほど大きな改訂ではなかったが,それでも大きな一歩。そしてこれからの変化が大事である。先送りにも見えるが,重んじるしかない。

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