なぜ読売ジャイアンツは優勝したか←投手編

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先発投手がすごかったかといえばそうでもない。


ゴンザレスの14勝1敗、防御率2.07はすばらしいが、完投は1、ほかに完投の多かった投手では内海哲也はいるが4で防御率はたいしたことがない。


今季でいえば山口鉄也越智大祐のフル回転が特に光った。山口は球団新記録の70試合登板、越智も64だ。


各球団補強ポイントに先発投手を念頭に置くが、ここ数年は本当に中継ぎ以降が大事であることがわかる。


タイガースもJFKを解体したはいいがそれに匹敵する救援陣を作れなかった。アッチソンが安定しているが、合計の頭数は減っているのである。


とはいいながら、ゴンザレスのように思わぬ勝ち頭が出現することも大事で、そういった枠も必要だ。外国人の先発投手を積極活用したチームでほかにこんなに成果を得られたところもない。


タイガースの話では、来季に向けて左の絶対的セットアップと、安定した勝ち頭の先発が1枚必要だ。


ジャイアンツはこの3連覇をみていても、救援陣の年齢をみてもV9以上を狙える整い方になってきた。


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