今年のJも本命の予感←G大阪連覇!名古屋に4得点快勝/天皇杯

第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝は1日、東京・国立競技場で行われ前年優勝のG大阪が名古屋を4−1で下し、前身の松下電器時代を含め2年連続3度目の優勝を果たした。

 G大阪は前半6分、ゴール前のパス回しからルーカスが豪快に決めて先制。名古屋も前半40分、ケネディが落としたボールを中村が頭で押し込んで同点に追いついた。

 後半に入り一進一退の攻防を繰り広げた両チームだったが、G大阪は後半32分に敵陣でパスを受けた遠藤がドリブルで駆け上がり、エリア手前から左足でシュートを決めて勝ち越し。その後はG大阪がペースを握り、二川、遠藤がたてつづけに得点を決めて試合を決定づけた。

 Jリーグ1部を2位で終えているG大阪はすでにAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権を得ており、天皇杯優勝チームに与えられるACLの出場権はJ1で4位に入った広島が獲得することになった。