フォアザチームを←横浜・村田、今季へ抱負「三冠王だってある」


横浜の4番打者も成人の日となるか。

横浜の村田修一内野手が11日、鹿児島県・奄美大島での自主トレを公開した。気温約20度と温暖な気候の中、下半身強化を中心に約5時間、精力的に汗を流した。

 今季へ向けて「本塁打は去年(25本)の倍ぐらい打ちたい。取れるタイトルは全部狙う。一番こだわりたいのは本塁打王、次が打点王、うまくいけば三冠王だってある」と力強く語った。

 昨年は3月のWBCで右太もも肉離れ、8月には左太もも肉離れと、2度の長期離脱。3年連続の本塁打王を逃し、チームも最下位と悔しさを味わった。

 「ふがいなかった」と振り返る一方、「けがをして体のことを考えるようになった。分岐点」と前を向く。肉中心の食生活を改善し、酒量も大幅に制限。これまでにない節制で故障再発防止に努めるつもりだ。フル出場を目指し、パワーを落とさずに昨年の95キロから5キロの減量を図る。