この形で負ければ←阪神2×3東京ヤクルト@甲子園

今季はタイガースが優勝しそうなジンクス目白押しだが、今日のような試合で勝てなければ優勝は厳しい。

セ・リーグ阪神2−3ヤクルト、22回戦、阪神13勝9敗、11日、甲子園)阪神がヤクルトに2日連続の逆転負け。先発のメッセンジャーは7回無失点と好投したが、八回から登板した藤川球が3失点し3敗目を喫した。

 序盤は阪神の先発・メッセンジャー、ヤクルトの先発・館山ともに無難な立ち上がりで、両チームとも得点できず。阪神は五回、先頭打者の金本がセンターへのヒットで出塁すると、城島も続いて1、2塁。藤川俊の送りバントで2、3塁となり二死からマートンの放った打球はサード・宮本のエラーを誘い、阪神が2点を先制した。

 しかし、阪神は八回から投入した藤川球が誤算だった。7日と9日の中日戦でも2イニングを投げ、この日で今季49試合目の登板となった藤川球の疲労はピークに達していた。先頭打者の福地に死球を与ると、青木にはレフトへ運ばれ田中の送りバントで一死2、3塁のピンチ。飯原の二ゴロの間に1点を失うと、ホワイトセルに逆転2ランを浴びた。阪神はその裏に一死1、2塁のチャンスを作ったが、4番・新井、5番・ブラゼルともに凡退して反撃できなかった。