GOPANの真相


世界初「全自動お米ミル機能」搭載でおうちの”お米”が、そのままパンになる。

当社はこれまで米粉を使ってパンをつくる“米粉ベーカリー”を展開していましたが、米粉には流通量が少なく結果として価格が高いという、消費者にとっては大きな課題がありました。

こうした背景を受け、どこのご家庭にもあるお米を粉(米粉)にしてパンにする商品開発に取り組んでいましたが、お米は硬度が高いため、米粉状に粉砕するには大規模な機器と設備が必要で、商品化までは至りませんでした。

そこで、米粉パンをつくる過程で米粉を水に漬けるという点に着目し、炊飯時のようにお米を粒の状態で水に漬けて柔らかくしてからミルをかけるという、これまでの常識を覆した“米ペースト製法”を開発いたしました。


また、クリーナーや電動ハイブリッド自転車、ミキサーなどのモーターを使う回転機商品開発で培ってきた技術“正逆回転機構”を採用し、お米を切削する高回転数のミル用モーターと、生地をこねる低回転数のこね用モーターという回転数の異なるモーターを1つの回転軸で実現しました。

お米の切削(ペースト)から生地コネ、発酵、焼成工程までを、これまでのホームベーカリーと大差ないサイズに収め、本体1台でお米からパンをつくることを可能にしました。




使い方は、これまでのホームベーカリーとほぼ同様で、まず洗米したお米220gと水、塩、砂糖、ショートニングをパンケースに入れ、最後に小麦グルテンドライイーストを本体上部の自動投入ケースにセットしスタートボタンを押すだけです。約4時間後にはこれまでとは違った、おうちのお米でつくった“米パン”1斤が焼きあがります。