阪神代打陣若返りへ←町田公二郎も引退

10月5日には,阪神日本シリーズに出た場合の代打の切り札としてフェニックスリーグ参加選手に名を連ねていたベテランが,引退試合もなく引退することとなった(引退試合は設定されるかもしれないが)。

阪神町田公二郎外野手(36)が13日、今季限りで現役引退を表明した。来季から阪神二軍コーチに就任する。
町田は専修大から1992年にドラフト1位で広島に入団。2005年に阪神に移籍し、右の代打として活躍、代打本塁打20本はセ・リーグ記録。
「(来年は)厳しくても、一緒にやって良かったと思ってもらえるコーチになりたい」と語った。(読売新聞)
広島でポジションがなくなり,阪神で代打職人を任された時は,きっと希望に満ちていたに違いない。しかしなかなか結果が出ないだけに,たくさんのファンをがっかりさせたという思いもあるのかもしれない。

昨季はホームランもなかった(幻の1本はあったが)ものの,今季はそれでも仕事をしたイメージがある。阪神に来てからの苦境・試練がきっと指導者として大きな糧になっていくと思うので,コーチに就任することは大きな楽しみだ。