広島カープ会心の開幕一方虎は←阪神1×4広島@京セラ大阪

13安打を放った広島が3年連続の開幕戦勝利。3回に阪神・下柳をとらえ、梵の犠飛で先制。中盤以降も着実に得点を重ねた。黒田は直球主体に強気の投球で7回を1失点。阪神は打線が力負けし、粘り強く投げた下柳を援護できなかった。(時事通信
広島は出場した野手が全員ヒットを放ち,先発黒田も7回を好投してチームを引っ張った。明日以降,そして今季が明るいものであることを予兆するようなすばらしい開幕戦だった。

一方,阪神だが,開幕戦を戦っているのは下柳だけのように感じられた。緊張もあって思い通りのところに投げられなかったかもしれないが,それでも6回を投げて2失点にとどめ最低限の働きはしている。また,打者としても一巡しかけてそれまで誰もヒットがない中で必死でファールで粘り,内野で弾んだゴロを何とか内野安打にしてみせた。これを意気に感じたか鳥谷も3塁線にゴロを放つが新井につかまれつながらず。結局,阪神は今日1番から6番までヒットなし。四球などの出塁はあったが,まだ全員が開幕を迎えられていない様子で明日以降が気がかりだ。

144試合と長いシーズン,勝てば大きな1勝,負ければ114分の1と割り切ればいい。