セカンド林威助?←阪神6×6中日@甲子園

流れが行ったり来たりするゲームだったが,12回裏に中日ベンチで繰り広げられたハイタッチを見れば,中日の勝ちに等しい引き分けだったのだろうか。

大方の予想が12日の登板としていた福原の先発が今日になり(明日行こうと思っていた私はいささか無念),JFKを休ませるための白羽の矢だったのだろうが初回に3失点,4回にも3失点して期待を裏切ってくれた。キャンプ序盤に本隊から離脱してオープン戦に一度も投げていないことを差し引いても,次の登板にはもっと投げられるようにがんばって欲しいところだ。

結局JFKの順番通りに投手陣をつぎ込んで何とか中日の攻撃をかわした阪神,一方岩瀬が離脱している模様で抑えに若干の不安があった中日も阪神の拙攻に助けられてドロー。

阪神にとっての引き分けの立て役者はリンウェイツゥ(林威助)である。不得意と思われていた変化球で長打を放ち,もはやレギュラーでない理由が見あたらない。外野にもうひとつポジションがあれば,と思うが,関本の極端な打撃不振,長打のない藤本を考えればセカンドにコンバートして…なんて浅はかな妄想がよぎってしまう。明日は中日の先発予想が川上となっているのでライトのスタメンの可能性はあるが,リンをどのように使うかはセリーグ制覇のカギのひとつになるかもしれない。