ストッパーへの不安←野球日本代表

今日は福岡ソフトバンクホークスの馬原が打たれて延長に突入したようだ。北海道日本ハムファイターズマイケル中村も打たれ,ホークスの勝利に終わった。

以前ここで12月に絶対勝たねばならない野球の北京五輪予選の話題で,今季を見るに今から決めるのが楽しいのは先発投手くらいだと触れたが,ストッパーを決めるのは本当に厳しい作業になりそうだ。

現状で抑えの筆頭はあの男かもしれないが,一挙手一投足を見ているファンからすると不安も大きいので後述する。日本人の抑えとして名前が挙がるのは岩瀬を中心に小林雅・永川・上原あたりだろうか(あとはシーズンを通して定まっていないチームも多く省略)。そして今日旭川で揃って打たれた両右腕。星野監督は上原の抑えに消極的なコメントがあったので外すと,かなり限られた中でストッパーを決めることになる。

今のところ,試合終盤に絶対に防ぎたいホームランをもっとも打たれない点を考慮すればあの男,阪神タイガースの藤川が抑え候補筆頭になるのではないかと思う。

ただ,彼は伝家の宝刀たるストレートを操りきれない。最も緊張する場面なのだが,簡単に四球を出すなど,結果だけでは計り知れない不安が非常に大きい。個人的には,藤川を日本代表として選ぶのであれば昨年中盤までに居座っていた7回・8回あたりで相手の戦意を喪失させるセットアッパーをお願いしたい。

残り30試合程度になったペナントレースだが,これはすなわち日本代表の選考レースでもある。選ばれたい選手達は上位下位関係なく必死のアピールが見られることだろう。