前田智徳の2000本←広島14×7中日@広島

プロ野球広島の前田智徳外野手は(36)は1日、広島市民球場で行われた中日17回戦の八回に久本祐一投手から右前打を放ち、史上36人目の通算2000安打を達成した。
前田智は90年に熊本・熊本工高からドラフト4位で広島入団。95年に右アキレスけん断裂の大けがを負い、その後も度重なる足の故障に悩まされてきたが、たぐいまれな打撃センスと努力で球界を代表する好打者として活躍してきた。打率3割を超えたシーズン11度は現役で最多。(サンスポ)
「アキレスけん断裂」などという絶望的なケガから復活して13年間プロ野球の選手でいられることがすごいが,それを克服したらしめた技術に敬服するばかりだ。

今日たまたまテレビでその場面を見ていたが,まさにここでヒットを打たなければ男じゃないというたまらない場面だった。劇的な逆転の後,さらに走者がたまって満塁,だが2死での打席。球場は異様に盛り上がり,久本投手も非常に投げづらかったであろうが真っ向勝負。インコースをとらえて強烈なライナーヒットでライトへ一閃。そのゲームの中でも相手に引導を渡す意義深いヒット,そして勝利。

前田には気力ついえるまで広島のクラッチヒッターとして頑張り続けてほしい。

わがタイガースの金本も今日で残り36本となった。今季中に達成できるか微妙で昨年更新した連続フルイニングもシーズン序盤となってしまっただけにひとつひとつ積み重ねてシーズン1位を決定づけるようなヒットあるいはホームランを飾って欲しいものだ。

シーズン最初に大記録を達成してしまえば残りのシーズンが気楽というものだろうが,あと5本・10本を次のシーズンに残す気持ち悪さもあるだろう。