マジックの不思議←阪神2×1中日@甲子園

今日もサッカーのようなスコアで何とか阪神が勝ち,連敗も止まった。これでクライマックスシリーズモードとなれるだろうか(出場もまだ決まっていないが)。

それにしても不思議なペナントレースだ。試合のない読売にマジック2が点灯し,今度の火曜までに自分たちが試合することなく優勝してしまう可能性があるのだ(それまでに中日2連敗)。月曜に優勝が決まってしまった(必然的に「しまった」と言ってしまう…)場合,マスコミ各局の対応はどうするのだろうか。当事者に近い存在であるがまったく読めない。どこかのホテルで私服で集まった選手・監督・コーチ・裏方たちの大騒ぎ・胴上げを緊急特番的に報じるのかいわゆる「ワイプ」で乗り切るのか…。おそらく前代未聞の盛り上がらない優勝になるのでそれはそれで気になる。

阪神に話を戻すと,今日ホームランが出た林の復活を祝し,今こそ桜井との共存を見てみたい。桜井だってこの連敗中の歯がゆさを感じている一人だろうし,このまま黙っていないだろう。今岡が思ったよりケガに強かったが,シーツか今岡には退いてもらい次の世代に活躍して欲しいと願う。来季の話はそれからだ。

それにしても上園は本当にすごい。藤川が155キロ,クルーンが160キロなどと言っている中で135キロの直球で一線級の打者から大きな空振りをとっている。阪神にはもう一人若竹あたりも同じタイプだが,これからは「見せるストレート」というのもひとつの生きる道になりそうだ。