シーズンは物語る←中日7×0阪神@ナゴヤクライマックスセ

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セ・クライマックスシリーズ第1S第1戦(中日7−0阪神、中日1勝、ナゴヤドーム) 阪神・下柳は四回途中、3失点でKO。ペナントレース中と同様に「何もありません」とコメントした。
一回、先頭荒木のゴロを関本が失策。一死三塁とされて森野に適時打を浴び、続くウッズには右中間席に運ばれた。バックの失策にいら立ったのか、打たれた球は高め。ベテランらしからぬ不用意な投球だった。久保コーチは「いろいろあって当然。投手は切り抜けていくもの」と渋い表情だった。
立ち上がりでの重すぎる3失点。ただ1人先発ローテーションを守り、チーム最多の10勝を挙げた下柳だが、流れを引き寄せられなかった。(サンスポ)
終わってみれば失点したのは下柳と久保田のみ。シーズン通してローテーションを守り抜き10勝を挙げた投手と,シーズン通して投げまくったホールド王が打たれては勝てるわけがないだろう。

打線に関してはシーズンをそのまま引っ張り込む形で何もできなかった。中日の打者のほうが集中力があったようにも見えたし,阪神打線は「いつか打てる」という楽観的な気持ちが先に立って結局何もできなかった。

今の阪神の勝ちパターンは単純な先行逃げ切りではなく,序盤に挙げた最少得点をどうにか1点もやらずに継投して小差で逃げ切ることしかない。短期決戦でパターンを語る必要はないが,チームカラーに合った勝ち方はチームに勢いをもたらす。

思えば阪神タイガースはここ数年ポストシーズン(=日本シリーズ)を経験するようになったが,最新の勝利は2003年の福岡ダイエーホークスとの甲子園での試合のみである。2005年の4試合も今日のようにJFKがちらつく前に試合は終わってしまっていた。これもチームカラーなのだろうか。