プロ野球構造改革へ←四国IL・北信越BCL枠拡大

四国アイランドリーグが福岡・長崎を加えて6チームに(高知ファイティングドックスよよくぞ耐えた,藤川球児投手のお兄さんに拍手!)枠拡大し,北信越ベースボールチャレンジリーグも福井・群馬を加えて6チームとなる。

いずれも名が体を表すように「四国・九州アイランドリーグ」「ベースボールチャレンジリーグ」となり,国内2大独立リーグとなる様相を呈してきた。

ここからはまったくの予想だが,この先両独立リーグはさらに拡大を続け,それぞれ16チームくらいを有する立派なリーグになるような気がする。BCLが福井にチームを持ち,ILが宮崎・岡山でさらなる加入を見込んでいるというところから,おそらく「関ヶ原」が境界となり,今年から開催されているチャンピオンシップが「関ヶ原の戦い」となる日が来るかも知れない。

高知の件もあり経営は決して楽でなく,地道に一歩ずつ進むことが求められるが,近い将来日本プロ野球NPBを巻き込んだ大きな構造改革に直面するような予感がする。NPBの中にも経営に消極的な面が見られるチームもあり,地上波テレビを中心とする放映権に依存してきたビジネスモデルも再考が迫られている。元からそんなものがない独立リーグとの合流で,もっと楽しいそしてもっと違ったプロ野球を我々は見ることができるかもしれない。