これからが勝負←埼玉西武ライオンズ誕生へ

6日開かれたパ・リーグの理事会で、西武が地域密着を理由に、来季からチーム名を「埼玉西武ライオンズ」への変更を申請し、了承された。
同日午後からの12球団による実行委員会、今月14日のオーナー会議で正式に認められれば、来年1月1日から新チーム名とする。(サンスポ)
このことについては大賛成だ。けれども,このチームが変わっていかなければならないのはチームの中身であり,これからが一番大事である。

今季は結局松坂の抜けた穴がそのままの状態でシーズンを戦い,5位にまでなってしまった。今オフはその穴が埋まったと感じさせる何かが欲しい。涌井,西口,岸…と先発陣は充実の途上であるが,新生埼玉西武を象徴するには大場が何としても欲しいところだろう(阪神ももちろん譲れないが,他球団も)。

今季はエース不在,そして長らく4番を勤め上げてきたカブレラも退団濃厚とのこと,そして監督も交代した。エース・4番・監督が代わると言うことはすなわちチームが大きく変わるということ。四半世紀3位以内を堅持してきた地力のある球団であるから,きっと来年は強い西武の片鱗を見せてくれるだろう。

この球団がチーム名に埼玉とつけた決意,地域密着をどんな形で進めていくのか注目していきたい。個人的には少し手を広げBCリーグとの関わりを見てみたいが。