第一弾は金村!←北海道日本ハム・中村泰と引き換えに

日本ハム金村暁投手(31)と阪神中村泰広投手(29)の交換トレードが成立し、5日に両球団から発表された。先発の充実を図りたい阪神と、左の救援投手を必要とする日本ハムの思惑が一致した。
金村は宮城・仙台育英高から1995年にドラフト1位で入団。98年に2・73で最優秀防御率に輝き、2002年から4年連続2けた勝利を記録するなど先発の柱として活躍。だが、最近2年は故障もあり、昨季は9勝、今季は5勝で防御率4点台と不本意な成績だった。通算成績は240試合で88勝75敗2セーブ、防御率3・88。(サンスポ)
濱中とのトレードが一時期報じられていたが,「生け贄」は中村泰広だった。今季一瞬輝いた左腕だったが,結局物足りなかったということでトレード要員もやむを得ずということだろうか。どういうところが働きどころになるかわからないが,中村には頑張って欲しい。

予想通りの獲得に成功した金村だが,今季はちゃんとした仕事はできていない。実績からすれば安藤・福原と並んで一年ローテーションを回せる先発投手だが,2008年は全員横一線(言い換えれば安心して任せられる投手がいないということだが)なのでキャンプから頑張ってほしい。

来年は今年のように下柳だけが1年間回す…なんてことはないとは思うが,もしそんなことがあるならすなわちJFK解体と渡辺あたりの先発転向が必要になるだろう。阪神の投手改革の分岐点は来年にやってくるだろう。