オレ竜若竜へのカンフル剤?←岡本が西武へ

西武からFA宣言して中日に移籍した和田一浩外野手(35)の補償選手として、西武は中日の岡本真也投手(33)=写真=を獲得した。19日に両球団から発表された。21日に入団会見する。
岡本は2001年にヤマハからドラフト4位で中日に入団。昨年まで4年連続で50試合以上に登板し、04年には最優秀中継ぎ投手に輝くなど、3度のリーグ優勝に貢献した。通算成績は288試合で32勝16敗2セーブ、防御率3.09。(サンスポ)
昨年中継ぎでチームの日本一に貢献し,中日でJFKを選ぶならもちろん入ってきそうなこの選手がなぜプロテクトされなかったのか,それを決断した落合監督に誰もが聞いてみたいところだろう。

このことを前向きに解釈すべきは,中日に属する若いピッチャー達だろう。このポストを埋めることは容易ではないが,一度はまれば大きな存在になれる。このオフ,巨人・阪神オリックスなどは外から実績ある選手を獲得することで補強作業を行ったが,キャンプ10日前のこの時期にこんなことがあるとは,中日は生え抜きで行くという強いメッセージが生まれた瞬間だったように思う。

中日の今オフは,福留が結局FAでメジャーに行ってしまい,岩瀬も次のオフにFA権を取得し騒がれそうな川上も納得してサインをした風には見えず(川上は次回と明言しているが)強いチームだが個人個人が自分のことしか考えないチームになってしまうのではというように見えた。しかし今回岡本が突然抜けたことでこの穴をみんなで埋めようと言う意識が高まれば,シーズン中も個人よりチームのためにと考えるのではないだろうか。

この推測が当たっているかもわからないが,こういったことを考えてあえてプロテクトせず西武もそれにはまり岡本をとっていったとすれば落合監督の思うつぼといったところか。今季の中日のセットアッパーが誰になるかを含め中日のチェックポイントが増えてしまった。

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