打線に手応え←阪神7×3広島@京セラドーム大阪

「まさか。自分でもびっくり」。オフに左ひざを手術した阪神の金本は別メニューでキャンプを過ごし、打撃投手の球しか打っていない。昨年10月以来の実戦で、本人も驚く一発が飛び出た。
昨年12月に死去した島野総合特命コーチの追悼試合。当初、先発メンバーに名前はなかったが「スタメンも代打もないと言われていたが、どうしても(出たい)という思いがあって」と、試合前に岡田監督に直訴。急きょ、指揮官がメンバー表を書きかえての出場となった。(サンスポ)
オープン戦初打席,広島の大黒柱たる投手からいきなりレフトへのホームラン。まだまだ調整中の中で恩師がパワーをくれたのかと思わずにはいられない一発だった。

今日の阪神のオーダーがおそらく開幕のそれになるだろう。率直な感想としては「6番鳥谷」ということに対していかに岡田監督が寵愛しているかがうかがえる。1番起用が芳しくなかったとしてもたくさん打たせたいという思いが感じてとれるような気がするがどうだろうか。

当の鳥谷が3打数2安打1打点(1四球1盗塁)と結果を出したことでこの打線が機能することを証明できたのはチームにとっても鳥谷にとっても大きいかもしれない。タイガースは特に岡田政権になってから6番がなかなかはまらないジレンマがあったがここで鳥谷が勝負強くなってくれると打線の厚みが違ってくる。

そんな中でフォードが特大の一発を見せてくれた。葛城・桜井とのライトの争いもあるが,下位をどう組むかといううれしい悩みができた気がする。

阪神に対して昨季大きく勝ち越した広島だが,メンバーを見てみるとなかなか楽しみだ。来年の新球場に向けた2年計画のようにも見えるが,赤松1番固定などはとても面白い。ただ終盤内野手の立て続けのエラーなど強いチームになりきれない部分も露呈している。

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