野球力それはスピードアップ←NPBの取り組み

日本野球機構と12球団はチーム・マイナス６％（環境省）と協力し「NPB2008 Green Baseball Project」と称した地球温暖化防止活動を、年間通じて行うことといたしました。
京都議定書で定められた具体的活動が始まる今年、プロ野球界は一致団結し、まずは、「今自分たちが出来る温暖化防止アクション」を率先して実施して行きたいと考えております。（NPB）
テレビでもあまり報じられていないが，みなさんご存じだろうか。すでに開幕しているパリーグの球場ではうるさく宣伝が始まっているのだろうか。

環境保護のマイナス６％と試合時間短縮６％をうまいことひっかけた取り組みだが，「試合時間短縮に向けての施策」をよく読めば入場テーマ曲の長さの目安など実に事細かい目標が掲げられている。ほとんどがうなずけるものであるが，中には球場に来たファンの楽しみを損ねるかもしれないなと思うものもある。

ちょうど今開催されている高校野球の選手達のハツラツさの大半はイニング間の全力疾走に起因するものであって，それに比べるとプロ野球の選手の移動は遅く横柄に見えてしまう。東京ヤクルトは全力疾走を奨励しているようだが，それだけでも随分見違えて見えるものであり12球団でやってほしいと思う。

ちなみに６％短縮したからといって，地上波のテレビ中継サイズには収まらない。かつてのように時間制限を，とまでは言わないが視聴率などの現状を考えるとテレビ局側が譲歩することは考えにくく，まずはナイターで8時52分くらいに試合が終われるようになることが野球人気復活の一助となるような気がする。

みなさんはどう考えますか？
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