開幕前夜2←セリーグ

パリーグが始まってえらく経ってしまったようにも思えるが,6試合が済んだのみ。メジャー開幕を日本でやったことでずいぶん感覚が狂ってしまった。

明日でいよいよセントラルリーグが開幕し日本のプロ野球がスタートという感じがする。先週パリーグのAクラスBクラスの予想を何となくしてみたが,今日はセリーグでしてみたい。ただ,ABのクラス予想は多くの人の予想と大きく変わらないであろう。Aクラス候補は阪神・読売・中日,Bクラスは広島・東京ヤクルト・横浜というのは揺るぎない。なので個人的に注目すべきキーパーソンを考えてみたい。

昨年優勝は読売。周知の通り実績ある外国人選手を乱獲し連覇を目論む。このチームで注目は坂本ではないか。2年目19歳,開幕は8番セカンドの予定だそうだが,木村拓・脇谷などライバルもいて成績が出なければ即ベンチ。オープン戦までの思い切った打撃がどれだけできるか,そして原監督がどれだけ我慢できるかだろう。15本くらいホームランを打っていたら若きスターとして扱われるようになっていいだろう。

2位の中日は打では福留,投では岡本の穴がどう埋まるかだろう。左打者の不足が気になるところだが,右打者は左右のピッチャーであまり不得意得意がないということでいいのかもしれない。そんな示唆を与える打線の中でキーになりそうなのは中村紀あたりだろうか。昨年に近い活躍ができれば層の厚い打線になりそうだがブレーキになる可能性もあるだろう。

3位だった阪神は昨年JFKにおんぶにだっこで何とか3位を死守できた。それに比べれば攻めも守りも楽観できてしまう。ピッチャーは開幕ローテーションに入った6人のうち3人くらいは一年中回ってほしいものだ。打つ方に関しては岡田監督が開幕送り出すオーダーをどれだけ固定できるかではないだろうか。従ってこのチームのキーマンは監督と言うことになってしまう。昨年台頭してきた桜井・狩野あたりも頑張ってほしいが働き場が見つかりにくい。

4位の横浜は伸び悩みを感じてしまう。投手陣は先発・中継ぎ・抑えのどこを見ても安心できない。打線もクリーンアップを打つであろう村田・吉村は脅威だが新外国人がしっかり働かないと上積みが見えにくい。チームとしての方向性があまり見えてこないのでまずはそのベクトルを開幕シリーズで見てみたい。

5位の広島は来年の新球場(現状よりさすがに広いらしい)を見据えた「足攻」を前面に押し出すそうで楽しみだ。今となってはベタすぎるかもしれないが,1番赤松に注目してみたい。阪神ではなかなか出番がなかったが打撃ではパンチ力もあり,走塁に関しては説明不要。1年間リードオフマンとしてどんな数字を挙げるのか興味がある。

最下位だった東京ヤクルトは球場も監督も変わり,エース2名と4番が抜けてチームは大きく変わった。3番青木というのもなかなか面白いが,1番に座ることになるだろう川島や下位でしぶとい打撃を見せるだろう飯原あたりを中心にこちらも走る野球になりそうだ。そこにリグス・ガイエルと長打のあるバッターが入って楽しみな打線になっている。開幕はさっそく憎き巨人軍との対戦だが,高田スタイルがどんなものか見てみたい。

みなさんの予想は?
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