悪い方の福原←読売9×1阪神@東京

巨　人−阪　神　３回戦　（阪神２勝１敗、東京ドーム、１３：３０、４４１３２人）
今季初登板の巨人の木佐貫が８回１失点で１勝目。低めに集め、フォークボールの切れも良かった。不振だった打線は三回に高橋由の２ランで先制し、五回にも坂本の満塁本塁打などで大量６点。連敗を止めた。阪神は福原が不調。
昨日の予感がなんとなく当たってしまった。すべては見ていないが，走者をため，スター候補とはいえ伏兵たる坂本に満塁ホームランを浴びてしまうというのは最悪以外の何者でもないだろう。昨年の2勝8敗という成績は今日のように打線の低調に我慢しきれず相手に多くの得点を与えるケースが多かったことによる。打線は1点でも援護してやらないとこういうことになる。

阪神の岡田監督が「最終的に40名くらいが一軍で戦力になって貢献して欲しい」という趣旨の発言をしているが，このことはどのチームにも当てはまるだろう。今日の読売は遅れてきた木佐貫に助けられたわけで，こういった遅れてくる戦力がどれだけいるのかというのが優勝への道筋になりそうだ。ただ，まだ開幕して3カードめにもうローテーション投手が代わっているというチーム状況は決して楽観できるものではないだろう。

今日の金本はヒット一本で1999安打。甲子園でぜひとも決めてくれとばかりに火曜から3連戦。個人的には水曜まで待って欲しいが，多くの選手が大台到達に四苦八苦する中金本は飄々とヒットを重ねている印象がある。きっと火曜の第一打席あたりであっさり決めてしまうのだろうか。

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