5番は打たぬべし？←阪神3×0東京ヤクルト@甲子園

阪神タイガースにとっての石川雅規のイメージは4月29日の完璧に抑えられた試合が残っていたはず。しかし初回から赤星憲広・新井貴浩・金本知憲に四球を与え自滅，今最も勝負強い男鳥谷敬と勝負しなければならずタイムリーを浴びた。それ以降の失点が1にとどまったことを思えば，初回の攻撃が成功したのは大きなアドバンテージとなったように見える。

阪神先発の岩田稔を反面教師にしたような形で主に打たせてとる投球で大きなピンチも作らず2イニングをJFKに譲って5勝目。

昨日の終盤を見るとスワローズの勢いが今日は勝りそうな予感があったがそれは見事に外れた。初回の攻防であっけなくタイガースペースになってしまった。

阪神のアキレス腱は5番打者にあるが，5番が定まらずしかも指名されたバッターがことごとく結果を出さないのに勝てるということは，もうこの議題を放棄してもいいということなのだろうか。それくらいの強さを感じる。個人的には桜井に5試合ほど委ねてみて欲しい。誰が打っても同じなら将来のホープに賭けて欲しい。

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