とび込んできた浪速っ子←阪神4×3オリックス@甲子園

２試合連続の１点差勝ち。接戦の中で、新井の全力プレーが、ひときわ光った。「あしたも勝てるように頑張りたい」。１勝１勝大切に積み上げ、貯金は区切りの２０まで到達した。（サンスポ）
新井貴浩のホームランはいつも驚きがあるように思う。今日の一発は明らかにボール球を無思考で強引にフルスイングした。結果を求めないがむしゃらな姿勢，シーズン通して見せてほしい。

阪神先発アッチソンは3回まで完璧なピッチング。全体的に低めに集めながらも145キロといった剛速球を見せてくれた。昨日握手してもらった縁もあって，このまま完封でもしてくれたらもっと彼のことを好きになっていただろうが，なかなかうまくいかない。北川博敏との2度目の対戦は，彼が守備で2つのエラーを犯した後だったので燃えているに決まっている。真っ向勝負になった結果ホームランを打たれ，それでも5回を80球にまとめたごほうびに6回もマウンドに上がったが体力はもたなかったようだ。

自明のことだが，アッチソンは阪神に来るまでほとんど救援投手だったようである。リリーバーだろうが関係なく先発に仕立て上げる例はこれまでにも何度かあるが（昨年のジャンなど…）成功例はとりあえず下柳剛しか思いつかない。あのときの星野仙一監督の判断に驚かされたが今は違和感ひとつない。アッチソンの場合球種も豊富なのであとはひとえに体力なのだろう。昨日も，大阪観光せずにもう少し走り込んでみてほしかった。

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