憧れ←メジャーリーグオールスター

もちろんプレーにも惹かれる。世界最高峰の野球リーグの中で輝く日本人選手もすばらしい。何よりも,オールスターが我が街にやってくるということで昼間はパレードが行われたり一日中「野球の日」になっていることが何ともうらやましいのだ。

私も野球観戦したての頃はそれぞれ初めて行く球場にはときめき興奮した。今でも甲子園に初めて行く,なんていう友人を連れて行くと同じような気持ちを持ってくれる。

けれども初めての経験は初めての一回のみ。そこから先はゲームの重要性・希少性などに興奮を覚えるのだろう。

日本プロ野球は現在オールスターを年に2試合やっているが,交流戦のわずか1ヶ月後ということや今年は日本代表が翌月に控えるため盛り上げるきっかけに乏しい。今後も同様の日程なら同様のジレンマに陥るだろう。

興行収入の大事さもわかるが,1つのゲームの希少性・価値を高め,それをレギュラーシーズンに還していくことを考えれば年に1試合にすべきではないだろうか。もし2試合にするのなら,1日空けて野球のまったくやってこないような自治体(思いつきでは大分県などから)を中心に1試合組むのがいいと思う。

また,コンセプトについてもイベント性を求めるのか真剣勝負を求めるのかはある程度の方向性があってもいいのではないだろうか。これは永遠の課題であって,監督や選手個々によって思いは違っていそうである(かつての野村監督対仰木監督は有名な話)。

突き詰めれば,巨人ファンが減っているように見えていることがそのまま野球人気の低下と論じ得そうだが,オールスターなどの希有な機会は今ピンチでありチャンスであると思う。

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