CWC対M-1視聴率競争と今後

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ABC放送のM−1グランプリは関西で平均35.0%の超大台視聴率を獲得,YTV放送のCWC決勝は8.5%に終わった。

昨日の感じではせいぜい3倍差くらいかと思ったらまさかの4倍差。関西ではサッカーの視聴率がとれないというものの,M−1の高視聴率をアシストした形になった。

これにはいろいろな要因があるだろうが,ABCがM−1決勝に向けて盛り上げる宣伝戦略が非常にうまいということが挙げられる。これはM−1に限らず単発のドラマスペシャルでもそうで,高視聴率が期待される番組のCM前後に宣伝スポットを挟み込み認知を高めている。それに比べYTVは…となってしまうが,他にも原因はありそうだ。

ひとつはCWCの参加クラブが8チームに過ぎず,W杯やEUROのように毎日見せる試合がない。これでは視聴習慣もつかないし,認知も広がらない。しかも開幕戦がオーストラリアとニュージーランドの「オセアニア決戦(一応,アジアとオセアニアだが)」では感情移入しにくい。

はじめから高視聴率が期待できないのに全カード生中継に徹するのは営業面でうまみがあるから,と考えるしかないが,来年からは開催地がUAEになりメディアがどう接するかは再考するところだろう。

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