悔しさをバネに←WBC日本代表落選の若手

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先週発売の週刊ベースボール2009年第1号での石田雄太氏の連載を読んで。ちょうど同じタイミングで,WBC日本代表の選から漏れた西岡剛について考えていたので記しておきたい。

石田氏は,西岡の直近の国際経験でのめっぽう強いところに惹かれ,今からでもぜひ代表に呼ぶべきだとしている。確かに,2006年WBCおよび2008年北京五輪での活躍は鮮烈だった。

しかし原辰徳監督はセカンドを岩村明憲に固定する意向で,西岡のもう一つのポジションであるショートは左の川崎宗則と右の中島裕之で使い分ける方針のようだ。こうなると西岡を選ぶ理由がなくなるのは確かだ。

私も石田氏のコラムに賛同して西岡の選出を期待したいと思ったが,それは西岡が落選した後に彼がショックを受け,悔しさを記者たちにぶつける姿を知ってからだと自覚した。

ネット上をさまよえば,こうした落選の報にあからさまな落胆を公言しているのは西岡と阪神岩田稔日本ハム武田勝くらいだった。もちろん,ノミネートすらされていない選手でも,これまでの実績や今季の成績に胸を張っている選手は選ばれなかったことに悔しさを持ち,怒ってもいいはずだが,なかなかそういう声が聞こえなかった。

今度のWBCでサムライジャパンが優勝できるかも,そもそも米国に進めるかもわからないしこのメンバーがベストかなんて誰もわからないが,西岡らのように選ばれなかったことに悔しさや怒りを持ち,また来季良いパフォーマンスを見せてくれる選手にどんどん出てきて欲しい。それが次の次のWBCなどにつながっていくことだろう。

みなさんはどう思いますか?
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