2008年プロ野球振り返り

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今年もご愛読ありがとうございました。多くのコメントもいただき,活発な議論ができた記事もあってブログ冥利に尽きます。2009年はさらに精度を高め議論しやすいものにしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

さて,2008年のプロ野球を振り返っておくと,年末も関西を中心にテレビ番組などで愛想を振りまいている選手たちが何とも憎らしい阪神タイガースセリーグ2位というのが一大トピックになるだろう。シーズン通して見れば,前半は阪神が脅威のペースで勝ち進み,後半は読売がということになるだろうが,未曾有のゲーム差を逆転したという意味では両球団史に残るだろう。

セントラルでは2強4弱といった様相になり,3位争いは終盤までもつれた。横浜はダントツ最下位となったが,首位打者本塁打王がいて寺原という抑えがいるチームのこと,投手力の少しの向上で来季は上位を伺うことになりそうだ。

来季のセリーグを展望すると,どのチームも大きな補強ができず,読売以外は新外国人の活躍次第という変数が大きいだろう。三浦大輔が移籍していれば…というところだがそれがなかったことで来季はパリーグ並のダンゴレースが期待できる気がしている。

パシフィックのほうは埼玉西武がペナント最終盤以外はダントツの強さを見せ,ポストシーズンでは一戦ごとにチームが強くなり日本一を手にした。他の5球団はまさにダンゴレースになった。オリックスがシーズン途中に監督解任という事件があったにも関わらずそれが功を奏し2位に食い込んだことはニュースだ。北海道日本ハムは監督が代わってもチームの実力を発揮し3位に入った。まさに常勝軍団の序章ではないかと思う。

パの来季も,日本ハムが読売とのトレードが実を結べばひとつ抜け出す立場にありそうだが,何よりディフェンディングチャンピオンたるライオンズが中心になりそうだ。

ペナントレースが始まる前にはWBCがある。この大会の結果如何によっては,プロ野球のルールや規格などが本格的に改革される元年になる期待もある。もちろん,連覇してくれればそんな話も出ないだろうが,韓国などの例を見れば日本がプロ野球で覇権を握り続けるにはそうした変化が必要になるかもしれない。KKや野茂など大物が去った今年がひとつの時代のピリオドになるなら,翌年は新たな幕開けにならなくてはいけない。

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