一石二鳥←読売デーゲームさらに増

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巨人の桃井恒和球団社長は7日、今季の主催試合のデーゲーム数を昨季の9試合から14、15試合に増やし、東京ドームで行う主催試合の入場者数増加を目指す意向を明らかにした。
桃井社長によると、昨季の東京ドームでの主催試合では、日曜日のナイター時の1試合平均入場者数が約4万2000人だったことに対し、デーゲームは約4万4200人だったという。日曜日のナイターは翌朝に通勤や通学をする人が多く、客足が鈍ると分析。昼間開催の試合を増やして家族連れの入場者の増加を狙う。
桃井社長は「不況の時だからこそ東京ドームを満員にしたい。(今季の)1試合平均4万3000人に再挑戦する」と語った。(サンスポ)
集客増ももちろんあろうが,テレビ視聴率にも好影響を与える。

既知の通り,巨人戦ナイターの視聴率は関西でも名古屋でも全国どこでも,読売巨人軍のある関東地区でもここ数年下降の一途である。しかし一昨年から増加している日曜のデーゲームの視聴率はナイターのそれと変わらない程度の数値を記録しており,シェアにすれば日曜午後の方が高いことになる。同じ日曜でも,ゴールデンタイムよりも午後のほうが痛手が少ないというわけだ。

日本テレビ系が巨人戦中継を一切放送しないというのは未来永劫不可能かもしれないが,自らの視聴率低下でメディア価値を落とすくらいなら少しでも貢献したいという力学も働いたように見える。

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