朝青龍とテレビ視聴率←大相撲初場所

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近年まれに見るヒール的横綱として君臨している強い横綱朝青龍だが,初場所は出場自粛を呼びかける動きもあるなど(けいこ総見で白鵬に6連敗するさまはイヤと言うほどテレビで流れた),調整不足が明らかながら強硬出場し,初日が出た。

そんな「ヒール」だが,こういう記事が出ると途端にテレビメディアは好意的に報じるもの。

大相撲初場所初日(11日・両国国技館)進退が懸かる朝青龍を激励するために、親交のある元サッカー日本代表中田英寿氏(31)と北京五輪柔道男子金メダリストでプロ格闘家へ転向した石井慧(22)が支度部屋を訪れた。
中田氏は「本当にいい相撲だった。迫力があった。厳しい体調でもみんなが喜ぶ結果を出して良かった」と感心した。石井は「すごい気迫。(自分が)総合格闘家としてやっていくうえで刺激になった」と感想を口にし「優勝間違いなし」とエールを送った。(サンスポ)
中田氏も石井も必ずしもマスメディアの味方ではないが,テレビに関してはどちらも好意的なキャラクターである。これまでの朝青龍単体では各局こぞって引退勧告のような報道だったが,初日が出てこういった味方も登場したとあって,明日以降のワイドショーなどではどう報じられるか注目してみたい。

ちなみに,朝青龍が全場所優勝という快挙を成し遂げた2005年よりも,八百長大麻に揺れた昨年のほうが大相撲中継の視聴率(全平均)は高かった。紅白歌合戦同様,NHK民放のニュースという名の宣伝に支えられているのかもしれない。

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