WBCの驚くべきルール←球数制限が消える?

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野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するオーストラリア代表が日本代表との2試合(24、25日)へ向けて23日、京セラドーム大阪で練習し、ディーブル監督は「こういう試合はわれわれにとって良い財産になる」と話した。
オーストラリアのWBC代表候補選手の多くは現在、米大リーグのキャンプに参加中。今回の参加メンバーで1次登録されているのは12人で、本大会に出場しない若手を含む構成になっている。
ディーブル監督は「日本には松坂(レッドソックス)やダルビッシュがいるので、投手力は世界でトップクラス」と投手陣への高い評価をした。(サンスポ)
アテネ五輪で立ちはだかれて以来,昨年の五輪強化試合でも歯ごたえのない相手となってしまった観のあるオーストラリアだが,今週のBT(BaseballTimes)では世代交代のうまくいかないキューバに勝つチャンスもあるとすら言われている。今回の試合には出場しないメジャー組の活躍如何では,WBC本戦で相まみえる可能性があるのだ。

ただし今回の相手はまだ「豹変前」のオージー。仮想中国・台湾のつもりでコールド勝ち(7回10点差以上)を至上命題にしたい。

ところでTBSのホームページ(WBC特設サイト)を見ていたら,驚くべき大会ルールがあった。

野手が投手をした場合、投球数制限ルールはない。

これはどういう意味なのだろうか。おそらく,投手として登録された選手はマウンドに上がったときから球数制限にかけられ,延々とタイブレーカーが行われる延長戦で投手本業の選手がいなくなったときにやむなく野手が投げざるを得なくなれば野手はそうした制限はないよ,ということだろう。

しかし,ルールの他の項目を見ても「投手が野手をしてはいけない」とか「投手を使い果たすまで野手が投手になってはならない」などのルールはない。

つまり,日本など球数制限に消極的もしくは反対の国々は,投手を野手登録し1イニングや最悪1アウト分だけでも守らせれば球数制限もなく投げさせることも可能ということなのか。

まあこれは揚げ足取りに過ぎないが,日本がアメリカに対する発言権をより強固に持ち,一昨年の韓国が行ったようなマリーシア(ずるがしこさ)を行使すればこういうことも可能ということだろう。

2回目にして当然のように受け入れている球数制限だが,やはり野球を心から楽しむ上では違和感を感じるものでしかないと未だに思う。

みなさんはどう思いますか?
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