明日ある戦い明日なき戦い←中日7×4ヤクルト



中日は17日の第1戦に2−3で敗れており、プレーオフ時代の06年のソフトバンクを除き、クライマックスシリーズとしてはセ・パ両リーグを通じて初めて黒星発進から第1ステージを突破した。

 中日は三回、二死からブランコが右前打を放ち、続く和田が右翼席最前列に飛び込む一撃を放ち逆転、ヤクルト先発の由規はこの回で降板。五回には2番手の松井から先頭の和田、野本の連打などで一死一、三塁の場面を作り、谷繁が右前適時打を放ち3点目を挙げる。ここで今季限りで引退する立浪が登場、左中間を破る日本記録保持者らしい2点二塁打を放ってリードを広げた。2点差に詰め寄られた八回には代打平田の右翼フェンス直撃の三塁打と藤井の中越二塁打で2点を奪い返すなど、ヤクルト投手陣に16安打を浴びせた。

 先発の中田は5回4安打1失点、そこから河原−小林正−山井と繋いだ。八回に浅尾が2点を失ったのは誤算だったが、九回は連投の守護神岩瀬がポストシーズン初めての失点を喫するが、なんとか1失点で締めた。

 先制したヤクルトだったが、11安打を放ちながらも七回まで一回と五回以外は無安打。五回の好機は相手の好守に阻まれ、四球で出た走者も生かすことは出来なかった。八回に4本の集中打で2点を返し、九回にも田中の適時打で1点を返して勝利への執念を見せたがあと一歩届かなかった。

 中日は21日から東京ドームで始まる第2Sでリーグ優勝の巨人(1勝アドバンテージ)と対戦する。


スワローズもしぶとかったが、ドラゴンズが順当に勝利した。


スワローズが東京に進んだとしても、今日のような負け方を続けるのは見えている。またはエース級を無理なローテーションで回して来季に痛みを残しかねない。


将来を考えてもスワローズは勇気ある撤退だろう。


現状、セリーグジャイアンツとくみできるのはドラゴンズのみ、そうした気概でいい戦いを見せてほしい。