FA選手の処世術

日本ハム藤井はもう戻る球団がない。これに対して巨人高橋尚と阪神藤本は宣言残留もあり得るような身のこなし方。

スポーツ新聞に醜聞を書かれてここ数日は話題にも上らないが、藤井はどうするのか心配になってきた。


国内移籍可能なフリーエージェント(FA)権を取得している巨人の阿部慎之助捕手(30)が16日、権利を行使せずに残留する意向を表明した。一方、海外移籍も可能なFA権を取得した高橋尚成投手(34)は巨人残留を決意するには至らず、権利行使の可能性もにおわせた。

 「ある程度合意した。来年巨人でプレーするのは決めた」と明言した阿部は「迷いもなかったし、残りたいと思っていた」と説明。今後細部を詰めるが、条件面については「複数年は用意してもらっている」とした。

 17日に再度、球団側と話し合いを持ち、その後進路を発表するという高橋尚は「FA宣言するにしろ、残るにしろ、家族と話した結果、明日の決断になった。一つだけ言えるのは、巨人が好きだということだけ」と口にした。