イチロー3番で200本安打は?


イチローがもはや唯一こだわっていることに近いシーズン200本安打だが,来季1番より後ろが指定席になれば相当難しくなるのではないか。

ゲームが始まってしまえば打順は関係なくなるというものだが,試合数を積み重ねると打席数に大きく差が出てくる。

すべては監督が決めることだが,もしイチローが2番や3番という役割を頼まれたら,どんな反応をするのだろうか。

しかしイチローも全身全霊をチームに投じなければワールドシリーズ進出も遠い。

マリナーズが4日(日本時間5日)、エンゼルスからFAのチョーン・フィギンズ内野手(31)と4年総額3600万ドル(約32億円)で合意したとAP通信などが報じた。イチロー外野手(36)と俊足の1、2番コンビが誕生する。

 フィギンズは、マ軍と同じア・リーグ西地区を3連覇しているエ軍の1番打者。今季183安打はイチローの225安打に及ばないが、42盗塁はリーグ3位でイチローの26盗塁を上回っている。

 打率は・298だが、101四球は同1位。出塁率・395はイチローの・386より高く、地元紙の「シアトル・タイムズ」はサイト上で「どちらを来季の1番打者に起用すべきか」というアンケートを開始した。

 早くも来季の1番論争がぼっ発。イチローの3番起用が再び検討されそうだ。(ニューヨーク)