メジャーに挑戦するふたりの「18」←松坂大輔・桑田真澄

1日1記事しか更新していないのにこれほどまでの反響,驚きです。すべては「新庄」記事が発端?

子供のころからの夢がようやく実現する。紺色のスーツ姿で壇上に立った松坂は「本当にスッキリした気持ち」と喜びをかみしめた。小学校時代からあこがれ続けたひのき舞台への挑戦だが「そこ(メジャー)で投げることを考えて自分のレベルを上げてきた。今では当然、向こうに行ってもできるという自信が大きい」と言い切った。(デイリー)
松坂大輔は,メジャーリーグへの意気込みを,かつて流行らせた「自信が確信に」を遙かに超える「当然」成功すると言ってのけた。今までにメジャーリーグに挑戦せんとした日本人選手から,ここまでの発言はなかっただろう。村上・野茂が切り開き,また野手はイチローからのメジャー行きはどれも「挑戦」と語られたが,今度の松坂は「確認」である。ここまで人気実力を兼ね備えた投手は他にいない。しかも26歳というまさに最高のパフォーマンスを見せられる年齢。完璧なシチュエーションがある中であとはどこで投げることになるのか。会見ではどこでもいいと言っていたが,本音の奥底には希望球団が存在するであろうし,そこかどうかも成否のカギを握るに違いない。私たち日本野球ファンも,松坂の成功を確認することで,あらためて世界における日本野球の地位を確認できよう。

一方で
プロ野球巨人の桑田真澄投手(38)が2日、今季限りで退団して、大リーグを目指す意向を表明した。この日、東京都内の球団事務所で清武英利代表と会談、球団が桑田投手を国内外の球団と自由に契約できる自由契約とした上で、移籍先を探すことが決まった。(asahi.com)
長いこと讀賣巨人軍栄光のエースナンバーを着けていた名投手が,これまたアメリカに渡り「挑戦」することになった。松坂と違い,桑田の場合は日本で培ってきた経験がモノを言うかというところだろう。おそらくだが,今季ドジャースで活躍した斎藤の姿は大いに参考になったであろう。松坂と違った意味で桑田の挑戦は必見であると思うし,名を残して欲しいと思う。