助っ人も使えば?←日米野球第1戦

米大リーグ選抜と全日本が対戦する「イオン日米野球2006」が3日、東京ドームで開幕し、大リーグ選抜が3−2で初戦を飾った。
大リーグ選抜は1点をリードして迎えた3回、今季44本塁打のダイ(ホワイトソックス)が左越えに2点本塁打。投げては今季13勝のラッキー(エンゼルス)が5回を1失点と好投。9回は通算124セーブのネーサン(ツインズ)が締めた。
全日本は、日本ハムの44年ぶりの日本一に貢献した小笠原が4番で2安打1打点と活躍した。(kumanichi.com)
監督の息がかかっているのだから仕方ないが,スタメンの2番と9番に東北楽天のメンバーがいるという事実だけですでに頼りない全日本。結果も,よくぞ3失点に抑えたという感じで,結果だけ見れば僅差でも攻撃面もちぐはぐという感じであった。

これだけ納得いかない「ベストメンバー」なのであれば,日本プロ野球で活躍する外国人選手もどんどん選べばいいのではないかと思う。たとえば西武のカブレラは冬は自国ベネズエラの試合に出場するなど年中無休の野球好きであったりするし,彼らなりにメジャーと戦うことにはモチベーションがあると思われる。過剰に補強してしまえば在日外国人対メジャーになってしまうが,ベストを維持するためにはいいことではないかと思う。

まだまだメジャーの本領は特に攻撃面で発揮されていない感もあるが,客引きに使われてもおかしくない日本人選手2人が途中からでも出てこないあたりはメジャーの本気がうかがえる。全日本としてはよりパフォーマンスを高めて盛り上げて欲しい。