大学生・社会人ドラフトのあれこれ←中心は大引だった?

仕事だったためまったくドラフトの様子を追いかけることができなかった。平日の昼間にやるのは控えて欲しいなんて思うものだ。

報道を見ていると,希望枠についてはドラフト制度とは別に一人歩きしている印象があり,補強と勘違いしているきらいがあるのではないだろうか。あくまで戦力均衡ということを掲げるのであれば,楽天が希望枠を使えなかったという事実は看過しえないし,今後この制度が進化,むしろ進歩してくれることを願いたい。また別の日にきちんと記したい。

阪神の希望枠は大阪ガスの左腕小嶋達也である。あさっての選手権で投げる可能性があるのでぜひ京セラドームに赴きたいのだが少々厳しい。どなたか生で行かれる方は教えて欲しい。

阪神は3巡目以降上園啓史(武蔵大,速球派右腕)と清水誉関西学院大,強打の捕手)と大城祐二TDK千曲川,赤星のライバルと目される俊足好守の内外野手)を獲得した。おそらく,オリックスにかっさらわれた大引の可否で上園を確保し,あとは地盤を固めていたので順調だったということだろう。

それにしても,恐るべきTDK千曲川である。今年のドラフトで2名もプロに輩出しているが,選手権には出場できていない。どんなチームなのか,2007年にぜひ生で見てみたいと思う。

あとはやはり四国アイランドリーグからの指名がホットな話題であろう。投手では防御率一位の深沢和帆で指名したのはなんと讀賣。まだ発足したばかりの独立リーグであるが,ナンバーワンになればプロへの道が開けるというきっかけになったのは,アイランドリーグ全体のレベルアップにも大いに寄与することだろう。

今年はまた左腕の投手が乱獲される年とも言えそうだが,讀賣に入団する金刃憲人ソフトバンク大隣と大学リーグからのライバルであり,盛り上げて欲しいと思う。