讀賣巨人軍の勘違い←空振り続きのファンサービス

丸の内が“ジャイアンツ愛”に包まれる。巨人は8日、今月14日の新入団選手のお披露目を東京・千代田区の「丸ビル」で行うことを発表した。今やオフィスのみならず高級ファッション街へと様変わりした注目のスポットで、球団史上初の一大イベントを展開。必死の人気回復作戦を繰り広げる。
丸の内OL「ねえ、アレが今度の巨人の新人だってェ〜。 イケメン選手いないかなァ〜」
サラリーマン「みんな巨人の救世主になってくれ。頼むぞ!!」
こんな会話に後押しされて、新人G戦士が船出する。場所は球団本部のある東京・大手町から歩いて数分、今や日本一のオフィス街から最先端のファッション通りへと変貌(へんぼう)を遂げる東京駅前の丸の内だ。
低落しつつある「巨人ブランド」もここまでくると形容しがたい。この姿を見てほかの11球団とそのファンが「ジャイアンツを倒して日本一になる!」と思えるだろうか。

とにかく,讀賣は勝つことが最大のファンサービスなのだ。勝つための補強,勝つための練習・キャンプ,それを見せることがファンサービスなのであり,小手先のイベントなんかでは決して人気は回復してこないと断言したい。

報道では,「5番を打たせる予定の」右の大砲となる外国人選手の選定が難航し,本格交渉に誰も至っていないそうである。ここ数年新外国人になかなか恵まれない同チームからすれば慎重になるのも致し方ないが,こういうところに惜しげもなく資金を投入し,有無を言わさない強力なバッターを連れてきて欲しい。守備面を考えると頭が痛いが,何ならズレータでもいいと思っている。

とにかく,他の球団のためにもいち早く強い巨人軍を取り戻し,日本プロ野球界を盛り上げて欲しい。そのために今回のようなイベント性の強すぎると見られる入団発表はいかがなものか。