二日目!←北信越BCリーグ富山5×4信濃

昨晩北信越BCリーグのサイトをのぞこうとしたらアクセスが集中してダウンしている様子だった。yahooニュースにもトップに挙がっていて,全国的な知名度はもちろん,当事者たる地域の人々が関心を高く持ち始めているのではないかと感じられた。

さて,今日は富山アルペンスタジアムにて富山サンダーバーズの初のホームゲーム,信濃グランセローズ戦を見た。長野オリンピックスタジアムも然りだが,ここもクルマがなければとても来れないようなところにある。まさにこの北信越BCリーグメジャーリーグの趣を持っていると言ってもいいのかもしれない。とはいえ付近の駐車場は埋まりつつあるような状態で,球場が満員になってしまうのではないかなんていううれしい不安もあったが,さすがにそこまではいかなかった(入場者数は6500人余りだった)。ただ気候が昨日よりも格段によかったことと,上に挙げたように日々注目度が増していることもあって内野席は7割以上埋まっていたような気がする。

試合のほうは,開幕戦大勝し勢いに乗る富山が終始リードし,信濃も4番松橋にリーグ第1号?となるホームランが飛び出して猛追するも及ばずといった結果になった。

このリーグもまだ何もかも初めてであり一巡してみないと力の差はわからない。初戦石川と信濃が引き分け,富山が新潟に圧勝したが,その富山は信濃を辛くも破った。三段論法で言えば3強1弱の気もするがそれは早計というものだろう。まだ結果を知らないが,新潟が石川に五分以上の試合をしていれば,このリーグは力のバランスの取れたとてもいいリーグと言えるかもしれない。

苦言を呈してみると,プロ(NPB)を目指すリーグというには至らないようなレベルのプレーが目立つ。なんでもないゴロが内野安打になったり,送りバントが決まらない。前者の原因は慣れない人工芝への対応があるように思えた。バウンドを合わせられず自分のフォームで早急するためにワンフェイクおいたりすることなどが余分だ。今後人工芝のみならずさまざまなスタイルの球場でプレーするということを考えるとまだまだ練習して欲しいと思う。後者の送りバントについては,守る側が警戒しすぎてすんなりいかないこともある。送りバントを単純に決めさせてしまうとピンチが拡大することが多いが,点差やイニングを考えればここはすんなりいかせて次に勝負,と割り切ることも大切なのではないだろうか。

まだまだ始まったばかりの新しいプロ野球選手を今後も応援していきたい。またこのリーグが今後どんな展開をするか見守って行きたい。夏場にもう一度来てみたいものである。