ゴールデンウィーク!←広島7×4阪神ほか

昨日まで北信越BCリーグ巡りをしたため今日は外出を自粛し,プロ野球をテレビで楽しんだ。楽しみ甲斐のあるカード・放送目白押しの日でよかった。

▼広 島 7-4 阪 神@広島市民球場
阪神先発小嶋はそろそろプロの世界に飲まれつつあるようだ。あのゆったりとした球場も,じっくりタイミングをとられるとただ遅いだけになってしまう。球のキレがなければただの投手であり,調子が悪くてもキレだけは欠かせない。
個人的にはこのバッターを見にスタジアムに行きたいと思えるのがリンウェイツゥである。いつの間にあれだけの風格を持って打席に立てるようになったのだろう。岡田監督に進言する権利などないが,今こそ4番と6番を入れ替えるべきではなかろうか。

▼横 浜 2-1 中 日@横浜スタジアム
中日の猛攻も,要所で抑えられるという何ともむず痒いゲームが続いている。中日にこういう形で連勝できる横浜には地力があることを認めなければならない。

▼西 武 7-6 ロッテ@グッドウィルドーム
何と言っても千葉ロッテの先発大嶺に注目。初回,まさに若さあふれる直球主体の投球で西武の打線を封じるかに思われたが,西武にも意地があった。カブレラに一発を浴びて以降,大嶺は我を忘れたようになった。とはいえ,あの直球にも可能性を感じさせるものがあった。藤川と言い中里といい,最近のキーワードは直球に回帰しているイメージがある。
ロッテも先行気味に5点を取り,終盤にもチャンスがあったが逃げ切られたあたりは不安が残る。豊富に選手はいるんだからベンチワークで沸かせて欲しい。

▼ヤクルト 3-9 巨 人@神宮球場
CXで放送されたナイターはジャンクSPORTSナイターとして,副音声で東京ヤクルトをひいきする実況を行っていた。たとえフジであっても讀賣目線で実況されていた気がするかつてとは趣がまったく変わり,こういったところにも球界の相関図の変化がうかがえる。
しかし試合内容は讀賣の打線の好調ぶりと先発高橋の快投ぶりを伝えるものになった。ここ数年,讀賣にとってヤクルトはお得意様になっている印象があるが,まさにそれが当てはまった。しかし今年のセントラルは全体的に前例と異なった星勘定になっているからおもしろい。

最後に,ダイジェストで見たハンカチ王子だが,足を抱えた後の投球動作に強さと躍動感が感じられ,とても良い球が行っていたように感じる。プロでは通用しないと思っていたが,この1ヵ月2ヵ月でこれだけすばらしいピッチャーになっているのであれば,プロに入ることも間違いではなかったような気がする。そして,バッティングの直後の両手を広げる動作は彼のクセなのだろうか。今後はハンカチよりもあの両手を広げる動作が流行するのだろうか。