鮮やか2連勝←横浜1×5阪神

土曜日・日曜日ともに,序盤に先制して中押しダメ押しが決まって投手陣も最小限の失点で済ますというタイガースの典型的な勝ちパターンに持ち込めた。横浜は交流戦の最後の4分の一を全て勝って6連勝,しかしちょっとした連休の間に勝ち方を忘れていたようだった。対する阪神は嫌な形で交流戦を終えており,連休で心身共にリフレッシュし試合でもオーダーも変えて心機一転してレギュラーシーズンに飛び込んだことが結果につながった。

ともかく,横浜の両エースである三浦・寺原を打っての勝利は大きい(これがフリーバッティング時に2メートル前で投手を立たせた成果?)。横浜も眼下の敵を倒すべくのローテーションだっただけに連敗は想定していなかっただろう。4ゲーム差というのは他力もなければ縮まらない差であり,今後の横浜の戦い方にも注目すべきとなった。

シーツは3番にいるべきとは言えない不調だが,打線としてはかなりいい形になってきている。2004年頃は6番・7番あたりがウィークポイントだったが,今年は3番問題で最後まで悩まされるのか誰かが固定されるのか。金本に当たりが出てきているので今岡を3番に置いてソロホームランをツーランにするくらいの演出はできるかもしれない。

とにもかくにも,この2連勝で風向きが変わるといい。