信じる者は救われる←日本1×1オーストラリア

勝利が決まりインタビューに臨むオシム監督,PKのことを饒舌に語っていたのはさぞかし勝利がうれしかったのだろう。指揮官曰く「PKは試合内容が悪かった方が勝つもの」と言っていたが,それに当てはまるようなゲームをいくつも目の当たりにした私も,豪州が10人になってからあからさまなPK狙いになった様子を不気味に感じた。それもGK川口が一蹴してくれたが,結局120分の内容が良かったほうに勝利の女神がほほえんで本当によかった。

思えば,トラウマになりつつあった1年前のドイツでの豪州戦も後半39分までは日本も対等以上に戦えていた。それだけその後の6分で大きなショックを与えられたというものだが,その前も2001年の横浜で日本は勝っている。臆することはないのではとブログに書こうとしたら間に合わず,結果は臆しないものになってのでそれもよかった。

このオーストラリアとの戦いは,今後日本にとって要所で注目されるものになるだろう。次に大きな戦いとなるのは2009年のワールドカップ予選となるだろう。その時には気候条件も今回とは全然違い,相手も90分間攻撃的に来るかも知れない。彼らとの戦いは今後それぞれに内容様変わりするものにもなりそうである。

さて,次はサウジアラビアウズベキスタンとの勝者となる。ランキングから推測すれば前者との戦いになりそうだが,どちらとの対戦になっても今回のアジアカップの中でやってきた相手とは違うという覚悟が要りそうだ。