小さくて大きなルール変更←FIFAブラッター会長発言

国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は28日、アジア・カップ観戦のため訪問中の当地で記者会見し、2018年ワールドカップ(W杯)開催地は、各大陸持ち回りの原則に基づきアジアにチャンスがあるとの立場を示した。(サンスポ)
という記事の最下部にこんな記事が。

また、同会長は選手がけがをしたふりをして時間を稼ぐ行為に歯止めをかけるため、プレーを止めた場合はけがの真偽にかかわらず5分間、ピッチから締め出す措置を検討していることを明らかにした。

これは,サッカー選手の生態を変化させる大きなルール変更ではないだろうか。サッカー選手の仕事のひとつとして時間稼ぎがあり,接触していなくても接触したふり,接触したら大げさに倒れるというのはサッカーのレベルの向上とともに必須事項になっている。プロレベルではこれらの作業がない試合など見たことはなく,こういうことがなくなったらサッカーの試合はどうなってしまうのだろうという楽しみと懸念が交差する。例えば今日みたいな試合でも,一時は5人程度不在なんてことも起こりえたのではないだろうか。

サッカーはこうしてルールの変化が起きている。ルールを変えることがすなわち善ではないが,野球なんかも変えるべきことはないのだろうか。