過大評価←讀賣3×2阪神@東京ドーム

阪神タイガースは「死のロード」に入った。ところで「死の」というのは結果論であって,終わってみて負け越したら「死の」と付ければよいのだろう。はじめから死んでしまうのはよくない。

今日の大事な読売戦,下柳が何とか3点でしのいだのはよかったが,攻撃面で気になることがあった。

4回の阪神の攻撃,先頭の林が四球で歩いて打席は桜井。バントで送って矢野・関本につなぐかと思いきやまさかの無策。ここで桜井はあっさり遊飛に倒れ,ここから8回まで阪神は安打が出ずチャンスを作る回数も十分になく敗れた。

3回まで毎回走者を出していて阪神ベンチは「門倉を何とかできる」と算段していたが,逆に尻上がりに調子が良くなって抑えられてしまった。これは誤算だったとしても,まだレギュラーをとってひと月のバッターにあの場面であわよくば長打を期待するというのはどうなのだろうか。

この3連戦,3つ負けるというのはもってのほかだが,初戦を大事にしなかった姿勢が不安をよぎらせる。