「反則」は続いている←亀田大毅謝罪と練習再開

ボクシングの世界タイトルマッチで反則を繰り返し、1年間の出場停止処分を受けた亀田大毅かめだ・だいき選手(18)=協栄ジム=が三十日、東京都新宿区の所属ジムで謝罪の記者会見を開いたが、わずか5分足らずで早々に会見を打ち切り、同ジムで練習を再開した。(中国新聞
彼はいったい誰に対して何を謝ったのだろうか。事前にジムが課したノルマを単に消化したとしか思えないような会見,誰が納得しまたこの選手を応援しようと思うだろうか。

彼は敬語を覚えなくてはいけない。18歳の若者が敬語を一切使わず振る舞う姿にはどうしても違和感があるし,スポーツであれば上下関係というものはついて回るものだ。

マスメディアもメディアスクラムでとある方向にわっと行く習性ついてしまったため,今後亀田家の誰かがひとついい試合でもすれば途端に賞賛するような流れになるかも知れない。けれど,大人として人として学ぶべきものを学ばなければ賞賛されるような存在にはなってはいけないだろう。